ストーリー
様々な国で育った私は、常にアイデンティティーの感覚に悩まされてきました。というのも、これまでアイデンティティとは、国籍や育った国といった固い概念だと考えてきたからです。しかし、今では、アイデンティティは自由であり、経験とともに成長するものだと考えています。
ですから、今では、異文化の混乱と称する自分のアイデンティティと戦うのではなく、それをありのままに受け入れることを学び、自分のアイデンティティを固定化しようと必死になることもなくなりました。そうすることで、貴重な友人関係を築くことができ、以前の硬直した考え方から成長しなければ、感謝することもできなかったであろうチャンスに道を開くことができたのです。
思い出：上野動物園（東京都台東区）の前で雪の塊を嬉しそうに持ち上げる子供の頃の私
人：オーストラリア・メルボルンのメルボルン・ガールズ・カレッジの友人たちと一緒に撮った写真
景色：2018年の山西省旅行、後ろに見えるのは五台山の太湖鎮で、大白塔がそびえ立っている